～正しさの在処～ ◇ツレがうつになりまして。VSやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。◇
コロナウィルスはアニメ業界にも当然影響があり、
そんな中で僕が一番大好きな
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の第3期が
放送延期となりました。。かなりショック…。
仕方ないですよね。
声優現場は3密度MAXでしょうから。。。
でも、ショック…
今週の休みはそれを一番楽しみにしてましたからね。。
そこで、気を取り直して、たまには視点を変えて映画を
ま～ったり観ました。というかまだ現在進行形でたくさん観てます。
「いや、お前自己紹介で俳優さんに対してのイメージが拭えんから、
ドラマや映画は観んって言ったやん！！」
って突っ込まれそうですが無視します！！笑
俺は俺が観たいものを俺が観たい時に観るんだ～！！！！笑
んで、今回観たのはこれ。
サラリーマンの夫が突然うつ病になり、
漫画家の妻と夫婦でそれを乗り越えていく心優しい作品。
原作はまだ読んでいませんが貼っておきます。
もう9年前の映画ですが、今では当たり前のうつ病も
当時はやっと認知されだした頃だと思います。
作品の中でも、
と言っているように生活に近しい病気の一つです。
「頑張らなくていいんだよ。」
「頑張らないことに決めたんだ。」
宮崎あおいさん演じるハルさんはこう言い、
この言葉に『ハッ』としました。
一時期僕も、落ち込んでいる気分をなかなか切り替えられないで
いた時の事を思い出しちゃって、ちょっぴり泣いちゃいました。
いや、ホントちょっとだけですよ？？
号泣なんてしてないんだからねっ！！！！！！笑
ただ、この「頑張らない」という考え方に凄く感銘を受けたのと
同時に凄く違和感がありました。
その違和感の正体は、
「最低限の努力もしない人間には
才能がある人を羨む資格はないわ。
成功できない人間は成功者の積み上げた努力を
想像できないから成功できないのよ。」
これでした。
これは我が「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の
氷の女王代表、雪ノ下雪乃さんのお言葉です。
※ちなみに、1期の1話目でこれですからね！度肝抜かれるわ！！
しかし、両方とも理解は出来るけど、どちらが正しいかは分かりません。
きっと人によって違うと思います。
更に作品の中から、
ハルさんが気に入ったかなり古いガラス細工を見て
骨董品屋の主人からの一言。
「今ここに残っているから価値があるんだ。」
これをハルさんは、
「どんな事になろうとも、生きてそこにいる事に意味がある」
と理解しました。
僕も自分が生を受けた意味よりも、生きている「今」に価値を見出して
改めてこの「人生」という長い長い道のりを
一歩一歩確実に歩んでいこうと強く思える日となりました。
P.S.
※ONE OK ROCKのメジャー1発目のアルバムの5曲目、
努努～ゆめゆめ～という歌にもあり、
「辛い（つらい）」に「一（いち）」を足したら「幸せ」に変わる。
っていうのは有名ですが、
息子の担任の先生が
息子の卒業式に言った言葉は少し違いました。
「辛い（つらい）」という漢字には「立つ」という漢字と
「十」という漢字が合わさって出来ています。
どうかみんな、これから先、辛いことが待っていようとも
十回は立ち上がってみて下さい。
それでも駄目だった時、ほんの少しだけ勇気を出して
最後に一回立ち上がってみて下さい。
その先にみんなの「幸せ」があると、心から願っています。
