~仕事って~◇バビロン◇
こんにちは!osyon2です。
仕事を早々に定時で切り上げて家が近所の後輩と帰宅中、車内でふと、
こんな会話になりました。
「お前らはナメられとるやんけ」
柄にもなく説教か?というような感じがしますが後輩が放った一言に
つい、感情が高ぶっちゃいました。
だって、完全にナメられとるもん。良い意味ならまだしも、悪い意味で。
そう!!これっ!!思い出したっ!!
その時、「良いと悪い」の話にもなったんです。
その後輩が配属されている部署は、管理という管理が
全くされていないんです。
入構者の出入り、作業指示、工具の在庫管理、工程進捗状況の把握…
挙げればきりがないぐらい…。
そんな後輩が「だってあいつらわがままばっかりやし、すぐ工具壊すし、
俺らが年下やから言うこと聞いてくれんのっすよ…」
の言葉のアンサーに冒頭の、
「お前らはナメられとるやんけ」です。
ナメられたくないんやったらナメられんように、
でも、年上やから言葉は丁寧にしつつもハッキリと言わんにゃいけん。
工具を壊したなら、なぜ壊したか経緯を聞き、注意した上で
大事に扱う必要性を明確に伝える。
いやいや、そんな事言わんでも普通分かるやろ!って思うかもしれんけど、
言葉の発信者側と受信者側の見えない壁はその人達の人間関係の深さ、
今回で言えば関わってきた時間があまりにも少ない為、
関係性が構築できておらず、後輩の愚痴に繋がったと思うんです。
そういう働きかけをしてはどう?と後輩に言いつつ、
もう一つ言ったのは、
「自分が100%本気で考えて物理的に出来ないことでなければトライすべき、
そこまでやってしてダメなら初めて人のせいに出来ると思うぞ」
と、どんだけ聖人君子じゃいっ!って突っ込まれそうなことを
偉そうに言っちゃいました僕です、はい。
まぁ出来ているかどうかは横に置いて、そんな意気込みで仕事してます。
(いや、一番横に置いたらいけんとこ置いてもうたぜ、コイツ…)
でも、そんな工具を壊した人からの観点からみれば、
「お~コイツ工具壊したのに何も言うてこんぞ~マジ楽勝じゃ~」
って思ってたらその人にとっては良いことですよね。
そう。この良いことと悪いこと。
善と悪をテーマにしたアニメがこれ。バビロン。
少しネタバレになっちゃいますが、このアニメでは「善と悪の意味付け」を
最終的には「続くことと終わること」としていました。
僕個人の意見としては、
このアニメのもう一つのテーマでもある「自殺、殺人」を絡めてみると、
「じゃあ人を殺め続けることは良い事なの?つまり善なの?」
ってなっちゃうんで意味付け的には否定派ですけどね。
世界でもトップクラスの自殺国である我が国の行方を、
カオスな今の時代を、
新しい切り口で突破していかなければならないことを考えさせられる
そんな作品でした。
P.S.
胸張って言える内容ではないですが、
我が国日本は15歳から39歳までの死因1位は自殺。事故死より多い…。
自分が自分でいられなくなる前に、
心安らげる空間や場所、時間を大切にしたいものです。